アイコン ごあいさつ

ban2.jpg 伴内科クリニック2代目院長の伴 良久です。私は、1997年に昭和大学医学部を卒業後、昭和大学第三内科へ入局し、主に循環器・内分泌領域を学びました。2006年、急性冠症候群におけるsmall dense LDL と糖代謝異常の関連性についての臨床研究で医学博士号を取得しました。

 伴内科クリニックは、父である初代院長の伴 良雄が2008年4月1日に開業しました。開業以来、私は昭和大学を退職し、専ら副院長として、院長の診療をサポートしてきました。来院する患者さんは、ほとんどが父の専門領域である甲状腺疾患です。2015年5月3日に父が急逝したため、私は5月4日から、伴内科クリニックを継承しました。現在も休むことなく、引き続き多くの甲状腺疾患の患者さんを診療しています。
 甲状腺疾患特有の愁訴は、甲状腺の治療を進めていくうちに、コントロール可能なものもありますが、多くの患者さんの悩みは不定愁訴です。だるい、すぐに疲労を感じる、めまい感、頭重感、動悸、多汗、腹痛、便通異常、咽頭喉頭部の不快症状等、これらの不定愁訴との対峙が、日常診療の実際であり、クリニック当初からの課題でした。精神安定剤、βブロッカー、ビタミン剤、整腸剤の投与では、対処しきれていない状況でした。そんな中、わらにもすがる思いで処方した数例の漢方薬がビックリするほど著効したため、2010年秋頃から、本格的に漢方薬を学び、様々な不定愁訴に漢方診療を行うようになり、現在、漢方診療は、私の診療に欠かすことの出来ない診療ツールとなっています。
 2013年12月からアメーバブログ「伴内科クリニック副院長の漢方雑談」の記事掲載後は、漢方診療を希望する患者さんからも来院するようになっています。
 すべての不定愁訴に漢方診療の適応がありますが、漢方診療ですべての不定愁訴がコントロール可能かというと残念ながら、漢方薬がまったく不効な症例も存在します。逆に、西洋薬でアッサリ良くなる症例もあります。私は、西洋医学、漢方医学の区別なく、個々の患者さんにとってベストな診療を考えています。
 私はこれからも、甲状腺疾患の患者さんの不快症状や愁訴、疾患の治癒のプロセスにおいて、患者さんの心に寄り添う診療を心掛けていきたいと思っています。

2015年9月27日
伴内科クリニック 院長 伴 良久

アイコン 院長紹介

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ふりがな ばん よしひさ
氏名   伴  良久

学歴
平成元年3月 巣鴨高等学校 卒業
平成3年4月 昭和大学医学部医学科 入学
平成9年3月 昭和大学医学部医学科 卒業

職歴
平成9年5月 昭和大学病院 第3内科 入局
平成11年5月 自治医科大学 大宮医療センター 循環器内科 医員
平成15年7月 浴風会病院 内科 医員
平成20年4月 伴内科クリニック 副院長
平成20年9月 昭和大学病院 循環器内科 退職
平成27年5月 伴内科クリニック 院長 就任

免許・資格
平成9年3月 医師国家試験合格(医籍番号389221号)保険医登録(東医118866)
      医籍登録日平成9年5月2日
平成17年9月〜平成27年8月 心臓リハビリテーション指導士
平成18年4月 医学博士号 取得
平成19年4月〜平成28年3月 内科認定医
平成20年4月〜平成29年3月 循環器専門医

小学生のリトルリーグから始まり、中学、高校、大学の学生時代はずっと野球部でした。
現在、のんびりプロ野球や高校野球を観戦するのが、楽しみのひとつです。
大学時代にはプレイイングマネージャーの経験もあり、
いつか、高校野球の監督をやってみたいという夢を持っています。

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